トランクルームは様々な使い方があります。
アメリカのような日本と生活レベルがあまり変わらない国はどうのようにトランクルーム利用しているのか比較してみましょう。
「トランクルーム」とは和製英語で、英語では、Self
Storage(セルフストレージ)と言います。トランクルームがアメリカでは約40年前に始まったとされています。
最近では日本でもトランクルームを利用者が増えてきていますが、日本のトランクルームの利用率は現在2~3%となっています。しかし、アメリカのトランクルームは10軒に1軒と約10%のシェアで日本より普及している事が分かります。アメリカは日本より一般的に1軒の家の大きさは大きいのですが、住まいに対する考え方が日本とは少し違っている事からトランクルームを利用する事が多いと考えられます。アメリカでは家は荷物を置いておくスペースとは考えず、生活を快適に過ごすための場所・家族が居れば家族との団欒の場所と言ったイメージでとらえているようです。また、物を大切にし、古い物も保存すると言った使わない物でも大事にとっておくと言った習慣があるのも利用率が高い理由になるかと思います。
保管している物は日本と分からず、特別な趣味の部屋が欲しい時、シーズンオフの家財保管、引っ越し・増改築時の一時保管などです。また、アメリカならではと言った所では、長期旅行や兵士が長期に駐留国や戦場に派遣される場合、夏休みなどに大学の寮を空ける時に、何人かの友達と借りてシェアして借りるなどが挙げられます。
文化・考え方の違いからトランクルームの利用に違いがあるようです。